INTERVIEWインタビュー

2023年 新卒

首都圏アプリケーションサービス部
システムエンジニア

学生時代にゲーム制作で培ったコミュニケーション力を武器に、
システムの新規開発とクラウドの新規プロジェクトに携わるH.Sさん。
若手のうちから大きな仕事を任されることにやりがいを感じているそうです。

学生時代にはどんなことを学んでいましたか?
主にゲーム制作を学んでいました。制作はチームを組んで進めるので、お互いに意見を伝え合わないと良いものが作れません。また、意見を言わなかったために納得のいくゲームが作れず後悔をすることも珍しくないので、意見を伝え合えるチームの雰囲気作りを重視しながら制作を進めていました。ですから就職活動でも「風通しの良さ」を軸に会社を探しました。遠慮なく意見を言ったり質問できたりする会社が、私にとって良い会社ですから。
CSCのどんなところに風通しの良さを感じましたか?
まず説明会などで会社全体にフランクな雰囲気があると感じました。面接では私のほうから逆質問の形で「意見は言いやすいですか?」と訊いたところ、イエスと言ってもらえたことも大きかったです。私がゲーム制作を学んでいたことを伝えると、面接官から「どんなゲームが好きなの?」と聞かれたのは意外でしたね。他の会社の面接では、趣味の話はできなかったですから。話しやすく柔らかい雰囲気に好感度が上がりました。
学んだゲーム開発が第一志望ではなかったそうですね。
実は学生時代に一番興味を持っていたのはインフラでした。インフラのベーシックな知識を身につける授業を受けた時、自分が設定したインフラでアプリケーションなどが動くのは面白いと感じたのです。先生からも「インフラのスキルを身につけておくとキャリアアップしやすいよ」とアドバイスされました。そこで私はゲーム業界よりもIT業界を、IT業界の中でもインフラを…と絞り込み、就職担当の先生から紹介されたCSCにアプローチしたわけです。

現在の仕事内容を教えてください。
地方自治体の職員さんが使う財務会計システムの開発・保守・運用を幅広く担当していますが、メインは新規開発です。自治体さんの取引先にさまざまな通知書を出す、取引先への支払い状況をチェックする、内部の稟議書に役職者の方々がオンラインで承認印を押す、…といった新しい機能の開発に向け、設計書を作ることが私のミッションになります。自治体さんの業務知識や地方自治法などの法律を学びながら、新規開発という大きな仕事を任されています。
元々志望していたインフラではないわけですね。
確かにそうですが、入社2年目で大きな仕事を任されていることにやりがいを感じています。また、システムの新規開発に加えて最近もう一つ新しいプロジェクトに誘ってもらいました。それが偶然にもクラウド関連のプロジェクトで、インフラを志望していた私としては大きなチャンスです。クラウドを活用して自治体の業務をさらに効率化することが目的で、現在は地方に出張して職員さんへの説明・ヒアリングを行う場に同席しています。
ご自身のどんなところが評価されての抜てきだと思いますか?
財務会計システムの開発を進めながら、元々クラウドのプロトタイプの開発にも少し携わっていたからかもしれません。評価という意味で意外だったのは、上司から「物おじせずにどんどん質問してくれるのが嬉しい」と言われたことです。確かに私はどんどん質問しますが、先輩や上司の時間を奪わないように、自分の考えをまとめてピンポイントで質問をするように心がけています。そうすると相手もピンポイントで回答をくれるので話が早いのです。当然の姿勢だと捉えていたので、評価してもらえたのは意外でした。

現在のワークスタイルを教えてください。
現在のプロジェクトに限って言えば開発の実務は現場とリモートワーク両方あります。現場への出社は週1回、それ以外は自宅での作業が中心です。急ぎで解決しなければいけないことがあればTeamsやzoomで先輩とコミュニケーションをとりますが、急ぎでない質問は整理しておいて出社した時にまとめて教えてもらいます。
学生時代の経験が仕事に役立ったことはありますか?
ゲーム制作のメンバーには日本語が不慣れな留学生もいましたし、あまり会話自体を好まない学生もいました。それでもゲーム制作を進めていく上ではコミュニケーションは避けられません。言葉にしないと伝わりませんから。ではどう伝えれば理解してもらえるか、相手に動いてもらえるか…を考えながら会話をするトレーニングを積んだことが、先ほどお話しした上司の評価につながっていると思います。
今後の目標を教えてください。
現在はシステムの新規開発やクラウドの新規プロジェクトなどで「形にできる楽しさ」を味わっています。元々の志望にこだわらずシステムもインフラも両方できるようになり、0から1を生み出す人材になることが私の目標です。目標に向かって、まずはわからないことについてどんどん質問して、設計書を何度もレビューしてもらって知識・スキルを身につけていかなければなりません。時には失敗もするでしょうけれど、恐れずに挑戦していくつもりです。

MESSAGEメッセージ

最後に就職活動をされている学生のみなさんに伝えたいことは?
仕事は実際にやってみないとわかりません。私は「インフラがやりたい」と考えて入社したのですが、配属されたのはアプリケーションの部署です。最初は少し戸惑う部分もありましたが、現場の皆さんが親身にサポートしてくれたおかげで、今ではとてもやりがいを感じています。自発的にコミュニケーションを取る大切さも教えていただいたと感じています。「希望通りでないと嫌だ」と決めつけず、まずは配属先の仕事を頑張ってみてください。学生時代には想定していなかった働きがいを見つけられると思います。
1日のスケジュール
8:30 出社、メールチェック。作業予定を報告。
9:30 朝会。共有事項の確認を行う。
10:00 設計書の修正、開発中サービスのテスト作業。週に1回の進捗会議を行う。
12:00 昼食。1人で過ごすのが好きなので、コンビニで食事を買うことが多い。
13:00 設計書の修正、開発中サービスのテスト作業。
17:30 翌日のスケジュールを確認し、勤怠・工数を入力し退社。