INTERVIEWインタビュー

YOKA KIN

2017年 新卒

インフラグループ
システムエンジニア

中国から日本に留学し、日本の会社に就職することを決めた金さん。
文系学部から経験のないSEにチャレンジし、新たな知識を得ることが楽しいといいます。
入社約1年半で、多くのことを学び、目標を持って仕事を進めています。

現在の仕事内容を教えてください。
私はSEですが、インフラエンジニアとして、金融系の大きなプロジェクトのシステムのデータの不正アクセスなどを防ぐためのセキュリティ管理をしています。私はまだ入社して1年半ほどなので、ユーザーIDに権限をつけたり、データへのアクセス権などをしています。
インフラでも、自分の担当してる仕事の中で、こうしたいということがあれば、自分で提案して一から担当させてもらえることもあります。
日本に来て何年になりますか?
今年で9年目です。日本語学校に2年通ってから、大学に行きました。日本語は中学で日本語を選んで勉強しました。
日本で働いてみて一番大変だったのはどこですか?
まず仕事を探す時に、年功序列とかブラック企業とか、出産後再就職が難しいとか、いろいろな話を聞きすぎてしまって。大企業よりは、結婚して仕事を辞めて何年か休んでも、仕事を見つけやすい職種を選びたいなと思って、まず技術職を考えました。その時にSEを考えたのですが、やはりIT知識がないと難しいと思っていたら、CSCでは文系で知識がなくても問題ないと言ってもらい決めました。

就職してから技術を学んだのですか?
はい。専門用語が多くて難しかったですが、会社も私たちがゼロであることを知っているので、教えるしかないという感じですし、先輩も聞いたら親切に教えてくれます。先輩たちは優しいけど厳しい、厳しいけど優しいです。人としてはものすごく優しいけれど、仕事には厳しいです。
SEの大変なところはどこですか?
全体的に細かくて大変なことが多いですが、SEというのはそういう仕事だと思っています。性格的に細かいことが得意ではないので、細かいことを求められて、最初は大変でした。いろいろやっと慣れてきて、改善点が少しだけ見えてくるようになりました。私は「フィッシュメモリ」と言われるくらい、すぐ忘れてしまうので。先輩に指摘されたよく間違える項目はExcelにまとめるようにしています。
今はまだ改善しながら、どんどん吸収してる最中ですね。
そうですね。SEだからやっているわけではなく、仕事はどんな職種でもそこは同じだと思っています。仕事は正確でないといけないし、間違えた後はどのように対応するかは自分で決めなければいけないので。

CSCの働きやすい点はどこですか?
すごく多いです。しっかり休みもあって、日本で「申し訳なくて休めない」という話を聞きますが、それはどこの話かなと思っていました。
私は去年入社したばかりですが、実は社内で英会話の同好会を作っているんです。カナダ留学の経験があったので、役員から「英語の同好会を作りたいんだったら、作ってよ。フォローするから」と言われて。社内で英語に興味ある人を紹介してもらって、同好会を立ち上げるための手続きを教えてもらいました。
他の会社だと、入ったばかりの新入社員がいきなり同好会を作るなんてあり得ないですよね。新入社員は社内での交流の場が多いので、現場の作業を学びながら、交流も深めています。また、社内の勉強会もあって、それに参加すれば、会社の先輩でも勉強会の時も会うことができます。
社内の交流もあっていいですね。
メンターメンティ制度もあって、私もまだメンティですが2年間メンターがつきます。悩みも聞いてくれて、月1回会社から費用が出て、いっしょに食事をしながら話をする機会があるんです。
CSCを選んだ理由は?
女性として将来再就職しやすい職として、技術職を選んで会社をいくつかまわってみましたが、採用担当者の方の顔がみんな同じだったんです。会社について紹介はしてくれるのですが、義務的にやっているのが伝わってしまって、ワクワク感がありませんでした。そんな会社はイヤだなあと思っていた時にCSCの採用担当者に出会えました。ビッグスマイルで会社について話してくれて、こういう人といっしょに働きたいなあと感じました。
実際入社して、役員が会社の将来について語ることが多くて、こういう会社は絶対に成長するなと思いました。

これから目標やチャレンジしたいことはありますか?
仕事の面でいうと、プロジェクトを異動したばかりで、今までと必要な知識がまったく違います。教えてもらいながら、それを活用しながら進めていくことがすごく楽しいんです。まだまだIT知識はそれほどないのに、勉強すればできることがわかりました。だからもっと教えてもらいながら勉強もして、いろいろな仕事を担当させてもらいたいなと思っています。
自分の自信にもなっていますね。
セキュリティ関連の仕事は知識がまったくなかったので、すごく不安でしたが実際に教えてもらってやってみたら、前のプロジェクトと直接関連はないのに、理解していた知識がここでも活かせられることがわかりました。
先輩からもSEはひとつのことを理解していれば、まったく違う言語でもすぐ理解できるよと教えてもらいました。
プロジェクト異動して、教えてもらったものを理解して、それを活用して申請手順書を作っている自分の姿に、私自身もびっくりしているんです(笑)。入社当時はまったく想像もできなかった姿ですね。

MESSAGEメッセージ

最後に就職活動をされている学生のみなさんに伝えたいことは?
私は就職活動を難しく考えすぎて、自分のできないことばかりで、いろいろな職業を見ることができませんでした。実際には自分が一番できなさそうな業界に入ってみて、仕事ができているので、もっと遊び心を持って、いろいろな可能性を広めることが大切なのではないでしょうか。SEは女性やIT知識がない人にもおすすめの仕事です。
特に日本の会社は、入社した時に新入社員研修があって、3か月間かけていろいろ教えてもらえます。これはほかの国ではあり得ません。まさに日本の新入社員の特権ですよね。さらに、今は売り手市場だから、学生が職業を選べる時代なんです。「私にはこういうことしかできない」と職業を選ぶのではなく、「この職業もおもしろいかも」と思ってチャレンジしてみるのもいいと思います。
1日のスケジュール
8:30 メールチェック
8:45 ユーザーID管理台帳編集
10:00 ユーザーID関連作業依頼対応
12:00 昼食
13:00 作業手順書作成
15:00 ユーザーID関連作業依頼対応
16:00 チームミーティング
16:30 ユーザーID関連作業依頼対応
17:15 帰宅